1.ありがとう 人生
作詞:柴門ふみ
作曲:金子飛鳥
ありがとう人生
重ねた時間(とき)が気づかせてくれた
ひとりの夜も 嵐の朝も
私らしくあればいい
光の中 埃舞う教室
窓の外グラウンド少年たち
気づいてほしくて でも気づかれたくなくて
あれが初恋だったのかな
ありがとう人生
届かなかった夢を うらまない
誰かの幸せ 見上げるより
私らしくあればいい
シーツを干すママを探す幼子(おさなご)
一息に吹き消したローソクのあと
家族の記念日 プレゼントはガラス玉
いつかダイヤに変わるのかな
ありがとう人生
裏切られたり 踏みつけられたり
でもいいの もう大丈夫
私らしくあればいい
煙突から 立ち上る魂
大事なこと もっと伝えれば良かった
たくさんのごめんね そして大好きよ
いつか会いにゆく父母(ちちはは)のもと
ありがとう人生
去って行った人もいたけれど
おまじないの 言葉つぶやく
私らしくあればいい
ありがとう人生
この先も私らしく
ずっと ずっと…
2.風きり 自転車
作詞:上田知華
作曲:上田知華
風きり自転車で 駅まで向かう いつもの
散歩の犬が しっぽを振った
朝が 始まる…
コンビニの窓に 髪束ねた自分が
マラソンのランナーのように
前だけ見てる
胸の中の 深く静かな空
走っても 走っても どこまでも蒼く…
「どうしている?
元気でいる…
いつもそこで見ている?」
ちぎれた 雲が流れる
目の前のことに ただ夢中で来たけど
もっと暖かく もっと柔らかく
なれたらいいのに…
胸の中の 深く静かな空
走っても 走っても どこまでも蒼く…
「それでいいよ…」
声が言った…
いつもの朝の街
ちぎれた 雲が流れる
3.時が心に
作詞:川村結花
作曲:川村結花
懐かしい駅のホームに降り立ち
懐かしい匂いを胸にすいこんだ午後
記憶とはずいぶん違う景色に
過ぎて来た時間の長さに 今さら気付いた
なにひとつうまくいかなくて 明日が怖かったあの頃
遠い先の自分なんて 想像できなかったけど
いつのまにか笑えてた 忘れてた 歩いて来れてた
あんなにひとりぼっちで うずくまってた日々が夢のよう
なにもかもが解けて行く 間違いも失敗も傷みも
すべてを包み込んで 今たしかに 時が心に叶う
できないことなどないと言い続けてたのは
できないと口に出すことが怖かっただけ
もうこれ以上ムリだと認めた瞬間
あきれるほど自由な未来が 目の前に広がってた
涙こらえうつむいてた 踏切が コーヒーショップが
駆け抜けた遠い季節が こんなにも強く 色あざやかによみがえって行く
いらないものなどなかったと 胸をはって初めて言えるよ
すべてを包み込んで 今たしかに 時が心に叶う
今日までの 時が心に叶う
4.潮騒
作詞:尾崎亜美
作曲:尾崎亜美
夕映えの空 潮騒が泣いている
最後の雲が 切れ切れに消えていく
あなたの背中 道しるべだった oh...
聞き分けのない涙が止まらない
風に乗って羽ばたく鳥のように
翼を広げて
愛の歌をあなたのために
歌い続けたくて
最後の朝は 突然に訪れて
消えない歌が 胸にずっと響いてる
愛しい夢の続きを追って oh...
目覚めることが怖くてできない
風よ 海よ わたしの明日を
教えてほしい
いつか愛が苦しみじゃない
時間に変わるなら
指で書いた 砂のラブレター
波が運んで行く
小さな船出 潮騒だけが
見守ってくれる
5.金色の空を見上げて
作詞:藤田恵美
作曲:西村由紀江
「どうしてた?」 懐かしい声
それだけで 安心するね
黄昏に 戸惑う 気持ちは
私もね 貴女と 同じ
歳を重ねて行く事は
あきらめ 増える事?
あの頃のように 好きな服も似合わない
ガラス越し映る自分を
知らんプリしてみた
そんな私を
気にする人もいないのに
暮れかかる 金色の空
悲しくて だけど綺麗ね
黄昏も素敵な時間
ねえ もっと楽しみましょう
ずっとあたり前の事が
体からこぼれて
自分がどこにいるかわからない時
思い通りに行かないと
笑い飛ばそうよ
あきらめじゃなく
私のままでいいよね?
すべてとどまりはしないの
生きているからこそ
昨日と違う
自分を愛しましょう
思いどおりに行かないと
笑いとばそうよ
あきらめじゃなく
あなたのままでいいのよ
6.愛し愛されて
作詞:藤田恵美
作曲:藤田恵美
どこかで夕餉の匂い 楽しい笑い声も聴こえる
並んだおかず つまみ食いで
安心した あの日に帰る
時には叱られて 恐い時もあったけど
最後はいつも 笑顔で 抱き寄せてくれた
人は誰かに愛され 生きて行けるものですね
あなたの愛があったから
今 私はしあわせと言える
そして私も家族を持ち あなたの苦労を感じてます
「ありがとう」も言えず ごめんね
あたりまえに 過ごしてた日々
シンビジュームは 大事に咲かせてます
あなたがくれた想いを つなげて行くよ
人は愛し 愛されて 生きて行けるものですね
誰かを 想うこの力は
また 私をしあわせにするの
人は愛し 愛されて 生きて行けるものですね
誰かを 想うこの力は
また 私をしあわせにするの
人は愛し 愛されて 生きて行けるものですね
あなたの愛があったから
今 私はしあわせと言える
7.ひだまりの詩 2014
作詞:水野幸代
作曲:日向敏文
逢えなくなって どれくらいたつのでしょう
出した手紙も 今朝ポストに舞い戻った
窓辺に揺れる 目を覚ました若葉のよに
長い冬を越え 今ごろ気づくなんて
どんなに言葉にしても足りないくらい
あなた愛してくれた すべて包んでくれた
まるで ひだまりでした
菜の花燃える 二人最後のフォトグラフ
「送るからね」と約束はたせないけれど
もしも今なら 優しさもひたむきさも
両手にたばねて 届けられたのに
それぞれ別々の人 好きになっても
あなた残してくれた すべて忘れないで
誰かを愛せるよに
広い空の下 二度と逢えなくても生きてゆくの
こんな私のこと心から
あなた愛してくれた 全て包んでくれた
まるで ひだまりでした
あなた愛してくれた 全て包んでくれた
それは ひだまりでした
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